テスト釣行in瑞浪フィッシングパーク

九月中旬、岐阜県瑞浪にある瑞浪フィッシングパークにルアーのテストを兼ねて行ってきました。「兼ねて」っと言うのは
11月11,12日(土、日)にこの場所で開催される中部初のトラウトルアーオンリーのフィッシングショー【東海トラウトカー
ニバル】 に出展する為のブースを出す場所の下見をするのが今回の目的。 今回の同行者は『工房あおしま』代表の
青島氏。

オープンの8時に丁度到着すると、大小二つの池には既に10人程が釣り始めていました。とにかく水温の低い朝のうちに
ある程度の魚の顔が見たかったので急いで券を購入していざスタート。流れ込みを横切るようにカナブンクランクをゆっく
りゆっくりウルトラデッドスローで引き波を立てて何回も通して反応を見てみるも、まったく魚の反応がない。活性が高い時
なら水面が盛り上がって豪快にカナブンをひったくる事もあるけれど、どうも今日はそこまで魚に元気がない感じでした。・

大きい方の池に早々に見切りをつけて小さい方の池に移動すると、こちらはアタリこそはシビアなものの
確実に魚影はいいようで、最初に青島氏がプロトルアーで一匹あげると僕もポツポツと釣れ始めました。
僕がアルミ切り出しスプーンでブルックを獲っていると、青島氏は奇想天外な発想のプロトたちをとっか
えひっかえ使って泳ぎを確認しながらついでに魚までコンスタントに釣っていました。ここでお見せできな
いのは残念ですが、青島氏が僕にくれたプロトルアーには、あまりのアタリの多さに脱帽してしまいました。

11時を回って全体的にアタリが遠のいたので、カウンターでカップラーメンを買って昼食。ゆっくり他の釣り人
を観察していると、バシバシとコンスタントに釣っている人と殆んど釣れてない人の差がかなり大きい事が良く
分かります。青島氏曰く「管釣りって場所によってホントに釣り方も釣れるルアーもカラーも違うから、やっぱり
ある程度通ってそのポイントの性格をつかまないと思うように釣れてくんないんだよね、まぁ〜それが分かるま
でが面白いんだけど」僕もホントにそうだと思うし、大体良く釣る人をみていると通いこんでるんだろうって言う
オーラが出てるのが分かります。

休憩を入れながら夕方近くになるとまた少し食い気がたってきたので最後の望みを込めてカナブンクランクを
投入。ゆっくり流れに乗せながら引いているとマッディーな水面が「ぶわっ」っと、もり上がって大きな魚体が反
転してたものの食うまでには至らずタイムアップを迎えてしまいました。 ひたすら数を釣るのも管釣りの楽し
みなら使って楽しいルアーや、釣り方で魚を獲るのも管釣りの楽しみだと思います。今回は気持ちの良い釣果
は得られませんでしたが
【東海トラウトカーニバル】ではカナブンルアーの動きなども見れるので、興味のある方
は是非ひとこと声を掛けてください。