11月11、12日に瑞浪F.Pで行なわれた「東海トラウトカーニバル」
の模様を報告します。

今回が第一回となる中部圏初のトラウトルアーオンリーのFショー「東海トラウトカーニバル」、シンドラーも今回
出展させて頂き、沢山勉強をさせてもらって来ました。運悪く寒冷前線の通過と重なってしまい、初日の11日は
冷たい雨、12日はテントが吹き飛んでしまうほどの強風になってしまいましたが、そんな天候になると分かって
いながらも来場してくださった本物のトラウトファンの方達と、非常に濃い時間を過ごす事ができました。メーカ
ーの展示だけではなく著名アングラーによるセミナーや写真会も行なわれ、皆さん普段けして見ることのできな
いトップアングラーのテクニックなど熱心に聴かれていまいた。

今回のような野外でのショーは、僕達のようなある程度の金額のルアーを作っているハンドメイドルアービルダーにとっ
て実際にお客様に有効なルアーの使い方や、どのようなシュチュエーションで使用するかなど、動きを確認して
頂きながら説明ができる非常に有意義なものです。また、自分だけでは考えもしないよう意見も拝聴できるなど、
次へのステップとなる大きなヒントを頂ける事も多々ありました。

とかく、製作者というのは工房に入り込み自分の世界だけに浸かりがちですが、このような
ショーに出展させて頂く事で、他のハンドメイドルアーやネットのビルダーの方の話が聞けたりして
製作者としてかなりの刺激を貰う事ができました。いつも一歩前に踏み出すという事は度胸
と段取りが必要になるものですが、見ている石は動かす事はできません。しっかり自分のビ
ジョンを持ち一歩ずつでも前に進んで行こうと強く感じる事のできた、そんなFショーでした。

下の写真は同じ岐阜県在住の土屋氏が代表を勤めるT.Craftのネットとルアーケース。
クリアケースに入っているナイフは僕が普段愛用しているナイフMCUSTAの参考展示品
です。このナイフのデザイナーも知人なのですが、やはりクリエイティブな仕事をされてる方
と話をすると時間を忘れてしまうものです。