3月、釣行自粛日記・・・

3月も等々終わりに差し掛かってしまった。
本来なら、御母衣辺りでバシッとイイ魚を獲っ
て皆様に御見せしたかったのだが、実は月の
初めに腰を痛めてしまって今月は解禁当初の
一回しか現場に立つことが出来ないという、精
神的にも苦痛の日々を送って居たのだ・・・

っと言う訳で遅ればせながら今回の釣行記は
去年から殆んど人に見せる事無く開発を進め
ていたワカサギジグスプーンを公開したいと思
う。

湖でトラウトを狙う場合、釣果の有無はメインベイトである
ワカサギが入っているかが鍵になるのだが、射程範囲外
で捕食を行っている場合「あと一歩その先へ・・・」と思う事
は非常に多いと思う。  このルアーに求めたのはスプーン
以上の飛びと、魚に違和感なく捕食させる為のリアルスレ
ンダーボディー! ミノーライクなスプーンなのである。

鉛でボディーを成型することでこのスリムさでもプロトの段
階で17gと20gの比重を確保できている為、圧倒的な飛距
離と湖底をトレースし続ける事が可能になっているのだ、動
きはタイトロールなスプーンを意識しているので、湖底から
巻き上げて来ると一瞬ホンモノの餌が泳いでいると錯覚して
しまう程だ。自分で曲げてその場でアクションをチェンジ出
来るのも見逃せない点である。 右の写真は去年のものだ
がテストの段階でこれまでポテンシャルの高さを実感できた
ルアーは自分の中でもそれ程多くはない。

更なる完成度を求めて現在煮詰め中なので皆様にはもう
少しお待ち頂きたい。

さて、コレだけでは余りに淋しいので急遽北海道在
住の友人でワカサギジグスプーンのテストを頼んでいる
中原氏に北海道情報を頂いたので掻い摘んで紹介
したいと思う。

左の写真は
今月に洞爺で上げた57センチのサクラ。釣
れない人は2年以上通っても桜を咲かせられないほどの
シビアな場所だが、その反面釣る人は日に数本上げる事
も出来る玄人向けの夢のあるポイントである。


下の写真は河川タイプヤマメの陸封銀毛で、9月産卵で
8月の前半にこのサイズが
バッカバッカ釣れる桃源郷のよう
な河川があるらしい。羨まし過ぎて余計に腰痛がきしんで
しまった(笑)

 北海道はこれからが釣りシーズンに突入〜毎週ビックトラ
ウトを求めて道南、道東、道北と車で4,5時間の釣り場
は当たり前の世界。  『これから忙しくなるよ〜!!』っと、
私の友人は気ちがい一歩手前の人達だらけだが、そんな
ドリーマーなヤカラには心を引かれてしまう
のだ。 きっと今
年も中原氏はイイ魚と巡り逢う事だろう、夢を見続ける
男にこそ女神は微笑みかけるのだから・・・