工房にて

本年も宜しくお願い致します。今年は昨年に掛けての大雪で白銀の正月となった所も多かったと思いますが、この雪をしっか
り山々には蓄えておいて貰って、来るべき最盛期に豊富な水量をもたらしてくれる事を切に願います。

さて、今回は今まであまり紹介する事の無かったschindlerの工房内を写真で紹介します。先ず作業台ですが、幼少期より20
年以上使っている学習机を使用しています。『学習机』聞こえは格好悪いですが、これが非常に作業台としての役割を高い水準
で満たしていて、物を収納したりするスペースも多く、暗くなりがちな手元を照らしてくれるライトも最初から内蔵されているので、
言う事なしなのです。元より、小学校の頃から引き出しの殆んどは、釣り道具やらセミの抜け殻やら、子供にとっての宝物の隠し
場所だったので、思い出の詰まった使い慣れた物っというのが、今でも使っている大きな要因なのかもしれません。


続いて塗装ブースです。吸い込みの弱い家庭用換気扇では外に排気出来きらないばかりか、外からの強風で逆に風が入ってく
る事もあるので、有圧のパワフルな換気扇を使っています。殆んどのビルダーさんも塗装ブースは自作されると思いますが、ご
多分に漏れずシンドラーも机から喚起ダクトまで全て手作りの一品物です。最後にルアー乾燥台ですが、これはダンボールを再
利用して簡単に作ったものですが、周りを囲っているので乾燥の際に温風を当てたい時にも全体に風が行き渡りやすくなってい
ます。

以上、ざくっとですが、こんな部屋からschindlerLureは生み出されています。

話は代わって、既に半年以上も前の情報になってしまうのですが、北海道の札幌市にスープカレーで有名な『一灯庵』という
お店があるのですが、昨年この一灯庵の横に
『Kunjya クンジャ』というトラウトタックルミュージアムが併設されてオープンし
ました。そもそも一灯庵のオーナーシェフである若崎氏が無類のトラウトアングラーであり、若崎氏のハンドメイドトラウトタッ
クルの美しさを釣りをされる方、されない方に関係なく知ってもらいたいという熱い思いで完成されたミュージアムなのです。

そして、その展示メーカーの中に有難くもシンドラーを選んで頂け、現在も展示して頂いているのです。北海道に訪れた際は
是非スープカレーの味も楽しみながら寄ってみて下さい。

最後に、忘れてならない
つり人社の『鱒の森』に掲載
して頂いた情報も付け加えて
置きます。