ハンドメイドルアーは綺麗で高価な観賞用のモノと今まで思っていた方にこそ、是非使って頂きたいのがこ
のラークです。ボックスを飾る為のルアーから信頼の置ける戦力ルアーのランクに入る事の出来る数少な
いミノーです。欧米ではヒバリ【ラーク】は春の鳥として、陽気さ、幸福の象徴とされてきました。シンキング
ミノーラークも貴方に素敵な出会いと幸福な時間をもたらしてくれる事でしょう。

そして、より良い餌と酸素量を求めてガンガンの瀬の中に入り出す雨季〜夏に掛けても是非ラークを使っ
て貰いたい季節です。とにかくこの季節は流れに負けて弾かれてしまうようなミノーはストレスが溜まって
釣りになりません、一般にボディーが小さくなる程、浮力がなくなり流れには弱くなってしまうものですが、
ポリカーボネイトより薄く強度がある基盤リップの採用により。格段に水の切れがよくなり着水と同時に流
れに弾かれる事無くアクションをさせる事が出来る様になりました。勿論切れが良いと言うことはシンキン
グミノー特有のイレギュラーダートを加速させる要因の一つになっています。

里山のふもと、小川の土手や野原からヒバリが「春が来た」とさえずる頃、渓流釣りも本番を迎えます。
雪代も落ち着き、水位が安定し始めた河川では盛んに餌を追い良方がチェイスしてくる事も多いでしょう。
しかし、チェイスの間隔に距離があり、口を使わす所までもっていけない魚もいます。そんな時が【ラーク】
の出番です、釣りにとって魚との間合いの取り方はかなりの部分で釣果に差がでますが、シンキングミノ
ーのラークはバルサの弱点とされたキャスタビリティーの悪さを完全に克服し、人気をさらさずにすむ距離
からのファーストコンタクトを可能にしました。　また、プラスチック製品に在りがちなシンキングミノーのタダ
引きをした場合に起きる派手なバタバタも、高浮力の素材により押さえられています。

幸福の使徒ラーク